1970年の大阪万博以来、実に55年ぶりの開催となった「大阪関西万博」。
日本国内での万博としては2005年の愛知万博以来、20年ぶりということで多くの人が楽しみにしていたのではないでしょうか。
そんな大阪万博が「ひどい」と話題になっている理由について、具体的な問題点を7つ紹介していきます。
また、これから万博に行こうと考えている方に向けて、注意点や対策そして今後の改善に期待したいポイントもまとめています。
- 大阪万博が「ひどい」との評判とその理由
- これから大阪万博に行く人が気を付けるべき注意点と対策方法
- 今後の大阪万博に期待したい改善ポイント
などを解説しています。
大阪万博何がひどいの?7つの具体的な問題点を徹底解説!

大阪万博は2025年4月13日に開幕し、開幕当日から様々なトラブルが合ったようで、SNSではかなり批判やトラブルの報告が挙がっていたようです。
4月14日の開幕2日目の時点で、実際に現地に行った人やニュースで報じられている内容をもとに、どんなトラブルや不満があるのか詳しく解説します。
- 入場と退場の大行列
- トイレの不具合とわかりにくさ
- 飲食店の待ち時間
- 完全キャッシュレス
- 雨で浸水
- 案内板が少ない
- オープンしないパビリオン
それでは順番にご紹介していきますね。
入場と退場の大行列
まず話題になっているのが、入場と退場の大行列です。
特に初日は最大で入場に2時間、退場に1時間も並んだという声が多くあがっています。
大阪万博の会場が「夢洲(ゆめしま)」という人工島にあって、アクセスが限られていることが原因です。
特に東ゲートから入場する地下鉄の夢洲駅から会場までのルートが混雑してしまったようですね。

改札を出るのにも15分以上はかかったんだとか!
まさに入れない、帰れないと言った人がかなり多かったようです。
家族連れや高齢者にとっては、この待ち時間はかなりのストレスではないでしょうか。
通信トラブルで、入場ゲートで5時間以上待たされた人もいたんだとか…


混雑緩和は早急に改善してもらいたいですね。
トイレの不具合とわかりにくさ
次に多くの批判が集まっているのが、万博会場内に設置された「トイレ」です。



8か所が若手建築家によって設計された「デザイナーズトイレ」だって!
万博のトイレといえば「2億円トイレ」と呼ばれる、建設費が2億円に達するトイレが有ることが話題となっていました。
ですが、開幕当日の午前中には使えないトイレが多発していたんだとか…








この説明、大人でもかなり分かりにくいのではないでしょうか!
使えないだけではなくて表示のわかりにくさまで指摘されているようです。
トイレに並ぶ前に説明をわざわざ読む人はかなり少なかったのでしょう。
飲食店の待ち時間
万博会場内には約200店舗の飲食店が用意されています。
ですが、開幕初日には、飲食店で特に昼食時には2時間以上の待ち時間が発生しました。



くら寿司は500分待ち表示がでていたとか…
ニュースでは8時間待ちと言われていましたね。
しかもこちらのくら寿司、一人だと予約ができないんだそうです。



これはお一人様からブーイングが出るよね!
また高額なメニューへの批判もあがっているようです。
お金がないと楽しめない…なんてことも言われています。
完全キャッシュレス
現金の使用は一切できず、クレジットカードやQRコード決済、独自の電子マネー「ミャクペ!」など70種類が利用可能です。
混雑の緩和や安全性の向上、衛生面の強化を目的と言われていましたが、混み合う会場では問題点があるようです。
また、会場内では、アプリが重たくなかなか開かず決済に時間がかかったという声が多くありました。



ミャクペ!も使い方が難しいって噂…
ミャクペ!を使うには、アプリと入場チケットを連携するなどの準備が必要のようです。
また、完全キャッシュレスの周知ができていないと言われているので、もっと周知徹底してほしいですね。
雨で浸水
続いての問題点は雨による浸水です。
開幕、2日目と雨模様の大阪でしたが、初日には会場では浸水被害があったようです。


梅雨の時期に向けて、排水設備や雨水対策はしっかりやってほしいですね。
案内板が少ない
会場内では案内板が不足している、との声が上がっています。
さらに問題なのは、地図アプリをスマホで確認する際、地図アプリが重たすぎてなかなか開かないんだそうです。
案内板が少なくトイレの位置が分かりにくい。
引用:X
案内板なさすぎてどこに何があるかほんとにわからない
引用:X
案内板も少なく地図アプリが重たくて開かないとかなり困りますよね。
オープンしないパビリオン
開幕日である2025年4月13日に、間に合わなかったパビリオンがいくつかあります。
インド、ネパール、チリ、ベトナム、ブルネイなどのパビリオンに予約していた人は入れなかったそう…
楽しみにしていた人にとっては残念すぎますよね。



早くオープンできることを祈るばかり!
では対策としてどういったことができるのかをご紹介します。


これから大阪万博に行く人への注意点と対策!


大阪万博が「ひどい」と言われる理由は多々ありますが、だからといって行かない方がいいというわけではありません。
これから行く方はできる限りの対策をして準備万端で向かいましょう!
折角の大阪万博、行くなら楽しみたいですよね。
早めの行動を心がける
極端に早く到着しても、指定された入場時間までゲート前で待つことになります。
とはいえ、直前に到着すると駅や周辺道路、入場ゲート付近が大混雑している可能性が高いです。
余裕を持って到着し、トイレを済ませたり、ゲート前で並ぶ準備をしたりしておくのがおすすめです。
QRコードの準備
開幕初日には、東ゲート付近で携帯電話の通信がつながりにくい問題が発生しました。
QRコード表示用のWi-Fiが東ゲートに新設されることが発表されていますが、できるだけ印刷やスクリーンショットを準備している方がいいでしょう。



入場時に通信状況が悪くてもWeb操作が不要だから安心!
モバイルバッテリーを持参
入場時のQRコード表示やパビリオンの予約、キャッシュレス決済、写真撮影などでスマートフォンを使用します。



通常よりバッテリーの消耗が早くなると考えられるから、必需品とも言えるよ。
会場には充電スポットがありますが、充電ができる場所が限られているので、特に混雑時には充電スポットを見つけるのが難しい場合があります。
モバイルバッテリーを持参しておくことで、電池切れを防ぐことができます。
食事は持ち込みも検討
万博会場内の飲食店は、とにかく混みます。
混雑時には、驚異的な待ち時間が発生することもありますが、食事の持ち込みが可能なので、軽食やおにぎり、パンなどを事前に用意して持ち込むのがおすすめです。



ビン、カンは持ち込み禁止だから気を付けて!
見たいパビリオンは事前予約
大阪関西万博のパビリオンは、基本的に予約制のところが多いです。
事前予約が可能であれば、絶対にしておいたほうが満足度が高まるはず!
予約をしていないと、現地で長時間並ぶか、最悪の場合は入れないということもありえますからね。
雨対策
大阪万博の会場である夢洲は、海に囲まれた人工島なので、天気が悪くなると風も強くなりやすく、雨による浸水も発生しています。
雨の日に行く場合は、以下のような対策をしておくと安心です。
- レインコート
- 長靴または防水シューズ
- 着替えやタオルの準備
- スマホの防水対策
しっかり準備して快適に楽しんでくださいね。


今後の大阪万博に期待したい改善ポイントは?


大阪万博は、「ひどい」との声が多く上がっていますが、半年以上続くため、これからの運営次第で評価は大きく変わっていく可能性もあります。
少しでも良い方向へ向かうことを願って、大阪万博に期待したい改善ポイントを3つご紹介します。
運営体制の見直し
入場時の混雑対応や、トラブル発生時のアナウンスの遅さは、誘導スタッフの増員や、案内表示の強化、リアルタイムでの情報発信などで改善が見込めます。
公式サイトでのリアルタイムな状況発信を強化することで、来場者の不安や混乱を減らすことができますよね。



まずは通信環境を良くして、会場内でスムーズにアプリが使えるようになってほしいね!
来場者が楽しめる運営体制を期待しています。
施設の早期修繕
トイレの不具合や、浸水箇所などは早急に修繕してほしいです。
トイレの混雑は大人も子供もかなりのストレスですよね。
わかりにくいトイレも、案内板などを工夫するなどの改善があれば嬉しいです。
アクセス環境の整備
夢洲へのアクセスが限られていることは、そもそもの構造的な問題ではありますが、西ゲートのほうがスムーズに入退場できたと言った報告があがっています。
万博は西ゲートから入場がおすすめかも! 待ちゼロで入場できました!
引用:X
地下鉄の増便やシャトルバスの運行を強化、駐車場からの導線改善などがあるといいですね。



改善されたら「行ってみよう」って気持ちになるかも…


まとめ|大阪万博が「ひどい」と言われる理由7つ!来場者の声と対策まとめ


- 大阪万博が「ひどい」との評判とその理由は7つ
問題点 | 内容 |
---|---|
入場と退場の大行列 | 入場2時間待ち・退場1時間待ち。特に東ゲート付近が混雑。 |
トイレの不具合とわかりにくさ | 2億円トイレが故障・説明が分かりにくい・並ぶ時間が長い。 |
飲食店の待ち時間 | 飲食店で2時間以上待ち・くら寿司は最大8時間待ち。 |
完全キャッシュレス | 現金使用不可・QR決済やアプリが繋がりにくい。 |
雨で浸水 | 雨の日に浸水・地面がぬかるむ・梅雨時期が心配。 |
案内板が少ない | 案内板が少ない・地図アプリが重くて開かない。 |
オープンしないパビリオン | 5つの国のパビリオンが開幕日に間に合わず入れない。 |
- これから大阪万博に行く人が気を付けるべき注意点と対策方法
早めの行動を心がける
QRコードの準備
モバイルバッテリーを持参
食事は持ち込みも検討
見たいパビリオンは事前予約
雨対策
- 今後の大阪万博に期待したい改善ポイント
運営体制の見直し
施設の早期修繕
アクセス環境の整備
以上、大阪万博が「ひどい」との批判について解説をしました。
「大阪万博はひどい」との声が多くあがっていますが、今後改善されて、多くの人にとって「行ってよかった」と思える大阪万博になるといいですね。
大阪万博を楽しむための参考にしていただければ幸いです。


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