【神奈川県警】不祥事が目立つ理由は?無能と言われがちな真相を解説

神奈川県警 不祥事

神奈川県警ってなんだか「不祥事が多い」「無能」というイメージありませんか?

でもそれは、ちょっと誤解かもしれないです!

この記事では、過去の事件や報道から…

「なぜ神奈川県警はそう言われるようになったのか?」を解説します。

意外と知られていない「不祥事の公表方針」や、透明性を重視している神奈川県警のスタイルもご紹介します。

この記事でわかること
  • 神奈川県警が不祥事が多いと思われている理由
  • 神奈川県警が「無能」と言われるようになったきっかけ
  • 神奈川県警の覚醒剤事件
  • 神奈川県警は実は透明性が高かった?
  • 神奈川県警が信頼回復に必要なポイント

などをまとめています。

目次

神奈川県警が不祥事が多いのは本当?

神奈川県警はよく「不祥事が多い警察」として話題になりますよね。

神奈川県警に不祥事が多いように見える理由は、実際の件数が多いからではなく…

「公表される数」が多いから

他の警察では表に出ないような小さなトラブルや処分でも、神奈川県警では発表しているんだそう。

そのため結果的に「また不祥事?」と目立ちやすくなってしまうようです。

他の都道府県よりも不祥事が多いのか気になるよね!

また「無能」と言われるようになった要因も深掘りしていきますね。

他県と比べて不祥事が多い?

神奈川県警の不祥事の数字的にはそこまで突出して多いわけではなさそう

各都道府県の公式発表はありませんが、過去には警察官の不祥事に関して、都道府県別で懲戒処分件数が多い県が報道されたことがあります。

2022年頃の報道機関によって取り上げられたものを参考(参考値)

  • 1位:大阪府・約35件
  • 2位:東京都・約30件
  • 3位:神奈川県・約28件

はっきりとしたデータはありませんが、大阪府や東京都も不祥事の数はそれほど変わりなさそうですよね!

神奈川県警がずば抜けて多いというわけではないよね

ではなぜ「神奈川県警=不祥事だらけ」というイメージがついてしまったのかというと…

実は”報道件数”がとても多いから

と言われているようです。

これには過去の不祥事の扱いが関係しているそうです。

過去の不祥事の扱い

神奈川県警はちいさな不祥事でも公表する方針と言われています。

過去のある不祥事の扱いがきっかけになっているようです。

過去の不祥事については後で解説するね

他の県警が表に出してない小さな不祥事を神奈川県警では全部出しているなら、「また神奈川県警…」って印象になってしまいますよね。

ですので、実際の件数よりも「目立ちやすい」というのが、他県と比べて多いと思われている理由のひとつと考えられます。

続いては、ではなぜ「無能」と言われてるのかについて解説します!

「無能」と言われるようになったのはなぜ?

神奈川県警は、ネットでは「無能」と言われがちのようです。

その理由として…

過去に起きた衝撃的な事件と、警察の対応が大きく関係しているのかもしれない

  • 1989年…坂本堤弁護士一家殺害事件
  • 2011年…逗子ストーカー殺人事件
  • 2025年…岡崎彩咲陽(おかざき あさひ)さんストーカー事件

坂本堤弁護士一家殺害事件

オウム真理教の幹部が、教団批判をしていた坂本堤弁護士一家を殺害した事件

当初は行方不明事件として扱われ真相が明らかになったのは事件から6年後の1995年で、神奈川県警の初動対応の甘さが批判されました。

逗子ストーカー殺人事件

ストーカー被害を訴えていた女性が、元交際相手の男に刺殺された事件

ストーカー行為を把握していたにもかかわらず、十分な警告や対応を行っていなかったことが後に発覚し、対応の不備として大きな批判を受けました。

岡崎彩咲陽(おかざき あさひ)さんストーカー事件

元交際相手からストーカー被害を受けておりその相手の自宅から遺体が見つかった事件

ストーカー被害を受けていたことを相談していたにもかかわらず、神奈川県警が十分な対応を取らなかった、として批判されました。

このような対応を報道されたことで「また神奈川県警…」という印象が強くなり無能と言われるようになった

このように考えられます。

神奈川県警が不祥事のスーパーと言われる理由!隠蔽体質だった?

神奈川県警が過去に隠蔽体質と思われていたのには理由がありました。

過去に起きた「ある事件」をきっかけに、神奈川県警は「隠蔽体質」と言われるようになりました。

今は、そんなことはない神奈川県警ですが、まずはこちらを詳しく解説していきます。

覚醒剤事件を隠した過去

神奈川県警が「隠蔽体質」と言われるようになった事件は覚醒剤使用事件の隠蔽

1999年に、神奈川県警の警察官が覚醒剤を使用していたにもかかわらず、当時の幹部が処分や捜査を組織的に隠蔽していた、とされています。

この件が約3年後の2002年に発覚し、「県警ぐるみで隠していた」として全国レベルで批判が殺到しました。

そしてこの事件を境に「不祥事のデパート」とまで言われるようになった理由についてもお伝えします。

「不祥事のデパート」と呼ばれる理由

「神奈川県警=不祥事のデパート」と、ネットで見かけたことありませんか?

きっかけになったのは、前述した1999年の覚醒剤使用隠蔽事件ですが、その後に続いて不祥事が報道されたのが「不祥事のデパート」と呼ばれた理由です。

  • 内部からの暴力団情報漏洩(2006年)…神奈川県警の警察官が、暴力団関係者に捜査情報を漏らしていた事件
  • 誤認逮捕されたPC遠隔操作事件(2012年~2013年)…無関係の一般人4人が、誤って逮捕されてしまった事件

前述した無能と言われる理由でもお伝えした事件に加え、こういった事例が重なり、されに報道の多さによって「不祥事のデパート」というイメージが定着したと考えられます。

現在は隠蔽体質では全くないと言われる神奈川県警ですが、どういったことからでしょうか?

【神奈川県警】実はすべての不祥事を公表していた!

神奈川県警は最初に述べたとおり小さなトラブルや処分でも発表し、公表の数が多いと言われています。

そのため結果的に多く見えてるだけ、ということが分かりますよね。

きっかけは、覚醒剤使用を隠した事件だったと言います。

不祥事を隠さない方針

覚醒剤使用を隠した事件では隠蔽しようとしたことで、逆に大問題になってしまって3年後に一斉に報道されたという最悪の展開でした。

それ以降、神奈川県警では、「不祥事を隠さない」スタイルに変えたんだとか。

その結果、他県ではスルーされるようなことも公表されるので報道件数が増えて「また神奈川県警」って思われがちなんですね。

不祥事自体は起こらないのが一番だけど「隠さない」「嘘をつかない」っていうのは透明性があっていいよね!

神奈川県警「元警察官」の声

神奈川県警にいた元警察官の方で現在YouTuberのよっしー部長さんが語っていました。

神奈川県警は、不祥事を絶対に隠すなっていう方針なんですよ。
他の警察署と比べて、ミスをしても包み隠さず報告するよう徹底されていました

まさに内部からのリアルな声ですね。

捜査ミスとか軽微なルール違反とかでも、神奈川県警ではちゃんと書面で報告と記録していたそうです。

昔、隠蔽していたことで組織が大炎上した。あれを繰り返さないようにしてる

このように語っていて、過去の反省から公表が徹底されているのがわかりますね。

神奈川県警の信頼回復に必要なこととは?ポイントを解説!

神奈川県警が「不祥事が多い」と言われるのには、ちゃんと理由があったことが分かりましたね。

ただ、どれだけ正直に公表していても、一般の人からは悪いイメージで見られてしまうこともあります。

公表するだけではなく「どう改善していくのか」をもっと発信することが大事だよね!

後は県民に信頼を得ることも大事ですよね!

改善策を見える形で発信し、地域とつながる姿勢を持つことが信頼回復につながると考えられる

まとめ|神奈川県警が無能や不祥事だらけと誤解される理由と真相

この記事でわかったこと
  • 神奈川県警が不祥事が多いと思われるのは件数より公表の数が多いため
  • 神奈川県警は過去に起きた衝撃的な事件と、警察の対応が大きく関係して「無能」と言われるようになった
  • 神奈川県警は覚醒剤事件の隠蔽がバレたことで「隠蔽体質」と言われるようになった
  • 神奈川県警は「隠さない」という方針へ転換
  • 神奈川県警の不祥事は他の警察より透明性の高い対応をすることで、結果的に多く見える原因

以上、神奈川県警が「不祥事が多い」「無能」と言われる理由について、過去の事件や報道のされ方から掘り下げました。

不祥事と聞いて「また神奈川県警か…」と思ったときは、ちょっとだけその背景にも目を向けてみてくださいね。

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